転ばぬ先の杖とは?

2015.11.07
稲葉琢也
おはようございます。
今朝は小雨でしたね。
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今までのブログで
借入過多とか過剰債務などと
難しい事を言われて、何それ?
と思われた方も多いようなので、
解説します。
例えば、あなたはA社の社長の長男で
次期社長だとします。
あなたのA社は借入10億円、
一方で友人の会社B社の借入は
1億円です。
A社とB社ではどちらが借入が
多いでしょうか?
勿論A社が多いですね。
では、A社は借入過多?過剰債務?の
会社でしょうか?
分かりせんね。
ではA社は、
税引き後利益
(損益計算書の1番下)は
1億円で減価償却費も1億円
B社は税引き後利益4百万円、
減価償却費1百万円だとすると、
A社とB社はどちらが借入過多
でしょうか?
A社の借入10億円は、
税引き後利益1億+減価償却費1億で
割算すると5年で返済できます。
一方B社の借入1億円は、
税引き後利益4百万円
+減価償却費1百万円で
割算すると20年となり、
明らかにB社が
借入過多・過剰債務と言えます。
減価償却費って何?
減価償却は
建物や車のように年月とともに
価値の減少する資産を帳簿上、
価値を減少させることです。
例えば5百万円の新車を購入して
1年後は、価格が4百万円になり、
更に1年後は3百万円に
価値が下がるのを
イメージして下さい。
減価償却は、
例えば5百万円の車を毎年1百万円
減価償却費として費用計上して、
資産価値(残高)を1百万円づつ
減少させることを言います。
費用化といっても帳簿上費用に
計上するだけで
お金は出て行きません。
従って減価償却費は、
借入金を返済することが出来る
お金として会社に残るのです。
なので、
税引き後利益
(儲かって税金を払った残りのお金)
と減価償却費
(費用計上しただけで
出て行かなかったお金)の合計金額を
簡易なキャッシュフローCFと呼びます。
この簡易CFで借入金を割ると
何年で借入が完済出来るのか
計算できます。
借入金➗簡易CFが10年を超える
借入過多と一般的には言われます。
返済が苦しく、返済ストップする
程ではないが、放置するといずれ、
返済に追われる予備軍爆弾だと
早く認識することが大事ですね。
それにより、
利益を増やす努力や
 
資産処分による
借入の圧縮に取り組むことにより、
過剰債務を回避することができます。
こう言うのを
「転ばぬ先の杖」と呼びます。
転びそうになったらビズサポートひらめき電球
ご相談ください。
では又次回パー