なぜ「社長貸付」があると融資が受けれないのか?

2021.07.04
稲葉琢也
 



お金の不安解消と
ビジョンの実現のパートナー

ビズサポートのキャッシュフローコーチ
稲葉のブログNo.1104

 

 
借入を申し込みした際に
問題視されるのは
 
社長貸付が多い、
仮払金や預金残高が実際の残高より多い、
売掛金や在庫が過大
などです。
 
今日は、この中から
「社長貸付」がどうして
問題視されるのかを
解説をします。
 

社長貸付とは

 
「社長に対する貸付金」
 
あなたの会社にはこの科目が
ありませんか?
 
どうして
「社長に対する貸付金」
という科目が発生するのでしょうか?
 
これが発生する原因は概ね次の
3つです。
 
①一番多いのは個人事業から
法人成りする際に、事業主貸を
そのまま貸付金に計上したケース。
 
②支払いしたのに領収書がなく、
何に支払ったか分からない場合に
「社長に対する貸付金」としている場合。
 
これはあまりにもまずいやり方です。
 
関与の税理士さんにも問題が
あると思います。
 
「社長に対する貸付」が後々会社に
どういう影響を与えるかを考慮して
 
きちんと領収書を取るように
指導してくれないのは
良くない税理士です。
 
③役員報酬をしっかり
取れる利益がなくて
赤字にしたくない場合。
 
報酬の代わりに会社からの
貸付金としてお金を受け取り
毎月貸付金が膨らんでいるケースです。
 
結局のところ貸借対照表では
貸付金として計上されているが
実際には社長から会社にお金を
返して貰うのは難しいです。
 

「社長に対する貸付」が問題になる理由

 
こうした場合に何が問題に
なると思いますか?
 
お金を使ってしまってるから
資金繰りが苦しいのは当然です。
 
さらには、銀行から融資を
受けようとすると
この科目が問題視されます。
 
なぜかというと、
先ず、貸付金額が社長の年収の何倍にもなる
多額な場合、
銀行はその貸付金は
返ってこないお金(不良債権)
とみなします。
 
つまり、貸借対照表の数字より
実態は資産が無くなっていると
判断するのです。
 
さらに、社長の行動を問題視します。
 
なぜなら、過去に銀行が融資した
資金が本来の目的(事業の存続発展のため)
ではなくて
 
社長に流れて、
結局何に使われたのか
分からないからです。
 
ですから、再度融資の申し込みした時に
借入を社長が流用しているので
「貸さない」と言われたりするのです。
 

銀行から融資を受ける必要はあるか?

 
「銀行からお金を借りないから
社長に対する貸付があっても構わない」
と考えている方も
おられるかもしれません。
 
ですが、事業を長く続けていると
何が起きるか分かりません。
 
いつ借入をして資金を回す必要が
起きるかもしれません。
 
現に今これまで誰も想定していなかった
コロナウィルスの感染拡大という
事態が発生し、
 
多くの企業が借入をして
この危機を凌いでいます。
 
あるいは、借入をして事業を
拡大したいと考える局面も
来るかもしれません。
 
従って、貸付金については
計画的に社長から会社に
返済してきれいにすること
が大事です。
 
金額が大きくなると
すぐには解消出来ませんが、
 
毎月の一定額の返済をして
計画的に減少させている
姿勢を金融機関に理解して
貰うことが最も重要です。
 
尚、社長貸付が増えるから
貸借対照表の現金を
膨らませているケースも
見かけますがそれは絶対に
やってはいけません。
 
銀行から粉飾決算だと
指摘され信用を失う
恐れがあります。
 
現金の相違については次回詳しく
説明します。
 

まとめ

 
キャッシュがなくなると
会社は倒産してしまいます。
 
いざという時に一番頼りに
なるのはやはり銀行です。
 
ですから銀行から不審に思われる
ような会社の問題点は早期に
解決して、
 
信頼してもらえる状態に
しておくことが
事業を継続していく秘訣です。
 
自社の決算書の問題点や
課題が分からない方は
税理士さんや専門家に
相談されることをお勧めします。
 
適切な相談相手がおられない場合は
弊社の1時間無料相談をご活用ください。
今日は以上です。
 

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