コロナ融資出口戦略

2022.08.28
稲葉琢也

 

資金繰りや銀行取引が
不安な方の味方
ビズサポート稲葉のブログ
No1119

コロナ融資の返済対策できていますか?

 

コロナの影響でお困りの
中小企業の皆さんに
ゼロゼロ融資
(担保ゼロ、金利ゼロ)などの
金融支援策が実施されました。

当時は、「1~2年すれば
コロナが終息して
元の社会に戻るだろう」
という希望的観測のもと、

銀行の勧めるままに
目一杯借入をされた
中小企業の社長さんが
多くおられます。

コロナ融資のおかげで
資金繰りの心配は一旦解消しました。

本来はこの据え置き期間中に
事業を再構築し、
利益が残る会社に体質改善を
しなければなりません。

ところが、資金繰りの
心配がなくなったことで
安心してしまい、これまでの間に
事業の立て直しが出来た方は
少ないようです 。

もともと赤字すれすれで
商売をしていて
コロナで売上が急減し融資を借りて
しのいできた会社も多いのです 。

こうした会社は長引くコロナ影響で
赤字が拡大し借入だけが増加して
その後徐々に借りたお金も
無くなってきています。

コロナ融資は
元金返済をしなくて良い
据置期間を 3年にしたものが
ほとんどです。

もう既に2年経過していますから、
残るはあと1年です。

このままの状態で返済が始まれば
資金ショートすることは
目に見えています。

ですから悩んでいるばかりではなく
返済対策を早急に考えて実行
する必要があります。

 

返済対策のために検討するポイント

 

返済対策で検討することは主に次の3点です 。

1.本業のキャッシュフローを黒字化する。

2.獲得できるキャッシュフローの範囲内で
返済できるよう借入金の返済額を少なくする。


3・収益に貢献していない資産を処分して
借入金を削減する。

 

以上ですが特に3は社長の決断次第です。

1と2はまた後日詳しく説明しますが
先ずは現金化できる資産処分を
真剣に 検討してみましょう。

まとめ

 

最近はコロナの影響で
事業が苦しくなった社長さんの
ご相談が増えて我が社も
忙しくしています。

事業を立て直す猶予は
あと1年ですから

今はコロナ融資の出口戦略を
真剣に考え、手を打つ
最後のチャンスです。

手をこまねいているうちに
時間はあっという間に
すぎてしまいます。

早めに行動をして
この難局を乗り切りましょう。

今日は以上です。

弊社で現在処分を手伝っている案件

1.ラブホテル客室12
2.介護用品のレンタル事業
3.瀬戸内海の夕日が美しい
シーサイドリゾート施設と
グランピング施設
買収に関心のある方はご連絡下さい。

特に3のリゾート施設とグランピング施設
は9月中の売却を目指しています。


稲葉
稲葉
事業再生業務について
詳しくは以下のバナーをクリックしてください。

再生事業

稲葉
稲葉
事業再生業務について
詳しくは以下のバナーをクリックしてください。

事業再生業務


私のミッションは

「お金で不幸になる人をなくす」

私のビジョンは

「早期再生で広島を日本一
再チャンスの多い県にする」


【共感して下さり中小企業を元気にする
仲間を募集しています】

広島市中区橋本町7-14橋本町BLD7階
(株)ビズサポート

電話 082-548-2862

FAX 082-548-3170

メール takuyainaba.and.run@gmail.com