お金の不安解消と
ビジョン実現のパートナー

ビズサポートのキャッシュフローコーチ
稲葉のブログNo1102

 

今日は御社の粗利の取れる強い商品の
見つけ方、

値付けの考え方など、
商品戦略についてお伝えします。

 

あるうどん屋さんの事例

値つけの失敗

 

このうどん屋さんは
客数を増やそうとして、

大盛りうどんを普通盛りうどんと
同じ800円で提供することを
思いつきました。

早速大盛りうどんを800円で提供すると
思惑通り、大人気となりました。

大盛りうどんの販売数が伸びているので、

「これは儲かっている」

と店長は喜んでいました。

 

ところが、忙しいばかりで
手元にお金が残らないのです。

そこで、困られて私に相談に
来られました。

 

原因を調べてみると

普通盛りならご飯も一緒に注文
していたお客様が、

大盛りを食べて満腹になり、
ご飯を注文されていなかったのです。

結局、売上は伸びず、
利益も減っていました。

このままでは経営が苦しいので、
大盛りうどんの値上げを提案
しました。

 

最初は値上げをすると
お客様が離れるのでは
と心配していた店長も、

きちんとシミュレーション
して計算すると、
粗利が増えることがわかり、
値上げを決断されました。

 

こちらの動画で
大盛りうどんを値上げして
お客様が減ったとしても
粗利が増える理由を解説して
いますのでご覧下さい。

 



 

うどん屋さんの競合を勝ち抜く本当の強みは

 

このお店の本当の強みは隠れた人気の
カツカレーうどんです。

仕込みや準備に手間がかかるので
現在は1日10食限定で提供しています。

しっかり粗利が確保できる値付けをして
数多く提供できる工夫をしています。

このように、
人気商品を強い商品に育てることができると
競合を勝ち抜くことができ
お店の経営が安定します。

 

まとめ

 

ビジネスは自分の得意な形に 持ち込み、
勝ちやすい戦いを することが大事です。

具体的には強みに 絞り込むことなのです。

コロナで売上が下がっているのなら
売れるものは無いか？を考えます。

ですが、、
新しいことにチャレンジ することも大事だけど
あまり売れなくても 無理をして売り続けると
品数が増えて在庫や ロスが増えるので要注意です。

 

自社の強みがわからない 場合には、
コロナでお客様が 少ない今こそお客様に、

コロナ禍にもかかわらず
あえて自社を選んで下さった 理由を聞いてみましょう。

そして時代のトレンドを読みながら、
数字で客観的根拠を示して
提案ができる専門家に聞くのも
経営を改善する早道です。

商品戦略や 値づけや単価に悩んだら
その道の専門家である
キャッシュフローコーチに 相談してください。

稲葉

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