資金繰りや銀行取引が
不安な方の味方
ビズサポート稲葉のブログNo.1106
我が社のクライアントで、 改善計画を立てて
事業の立て直しを している先が何社もあります。
ところがせっかく改善計画を立てても
その実行がうまく行っていない会社
もあります。
社長が自社の課題を理解し、
社員を巻き込んで全社一体となって
取り組みたいとお考えの社長に
その方法をお伝えします。
あなたの会社でこんなこと起こっていませんか?
社長がキャッシュが手元に残らないことの
本当の問題がどこにあるのか把握しておらず、
売上さえ上げればキャッシュが増えると
思っているケースがあります。
社長は社員に厳しい営業ノルマを与えて
叱咤激励しています。
社員は社長が言うから
仕方なく従ってはいますが、
ノルマが達成できず疲弊しています。
あるいは、
「とてもこんな数字は出来ない」
と社長に反発して
喧嘩腰の言い合いをして
険悪な雰囲気に
なっている会社もあります。
いずれのケースにしても
社長はどうすれば自分の思いが
伝わって社員がまとまり
前向きに取り組むようになるか
悩んでおられます。
あなたの想いが社員に伝わらない理由
このように社長の思いが伝わらず
悩んでいる場合の原因は
大きく分けて2つあります。
①立場の違いによる危機感のずれ
立場の違いで
なぜ危機感のズレが 起きるのでしょうか?
それは立場ごとに
持っている情報量が 大きく違うからです。
社長は決算書など 財務資料をいつもみて
税理士からも説明を受けていますが、
その他の幹部や社員は
決算書を見たこともないのです。
会社が黒字か赤字か?
借入は多いか少ないか?
資金繰りは大丈夫なのか?
純資産はプラスかマイナスか?
こんな大切な経営数字を
知る機会がないのです。
ですから、
会社が今どんな状況にあるのかが
わからないので危機感の
持ちようがありません。
②社長の目指す理想の状態が伝わっていない
また、社員は自分たちの会社は
どんな理想の状態を目指しているのか?
社長の思いが伝わっていないので
何をどう行動していいのか
わかっていません。
ですから
社長の思いと社員の行動が噛み合わず
チグハグになってしまっていて、
業績が上がらないという
状態に陥っています。
組織の雰囲気を改善する方法
組織の雰囲気が悪くなったら
まず原点に立ち戻ることが
肝要です。
今、組織が会社の大きな目的=ゴールに
向かっているか確認します。
その時に、細部では意見が異なっても
大きな方向性を揃えます。
その上でゴールを達成するための
道のりは何通りもあると理解します。
それぞれの価値観が違い
意見が異なるのは当然です。
ですから、
お互いの意見を率直に
出しあえる環境を整えて
みんなの意見を出し合った後に、
そこから社長も社員も納得の
やり方を構築して行きます。
組織の雰囲気を改善するには
社員が自由に発言できる
安心、安全、ポジティブな
場づくりが最初の第一歩になります。
互いに安心して意見が出せ認めあい、
ゴールに向かっているか
互いに確認しながら進めてみましょう。
まとめ
社長の思いを社員が理解し、
会社の状況も把握して
その改善に向けて全社一致団結して
取り組んでいる、
こんな会社になれば経営不振を脱却することも
間違いなくできると思いませんか?
自分達で混乱した状態から
抜け出せない場合は
第三者に会議の進行を手伝って貰う
ことも有効な手段です。
そうすると、今までと会議の
雰囲気も変わり
意見が活発に出て
前向きに なることができます。
社員とのすれ違いにお悩みでしたら、
一度でいいから第三者に間に入ってもらうことを
試してみてはいかがでしょうか?
今日は以上です。
私のミッションは
「お金で不幸になる人をなくす」
私のビジョンは
「早期再生で広島を日本一
再チャンスの多い県にする」
お金の不安解消と
ビジョン実現のパートナー
ビズサポートの
キャッシュフローコーチ
稲葉琢也
中小企業経営者の経営課題に対して、
実践的な打開策の立案と実行支援を サポートいたします。
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