資金繰りが苦しい時は専門家に適切な助言を求めましょう。

資金繰りにお困りの社長さんのパートナー

ビズサポート稲葉のブログNo.1122

「もう破産するしかないですか？」

先日弊社が支援した社長さんの紹介で
飲食店の社長さんが来られました。

コロナの第8派もかなり感染者数が
減少し始めて行動制限もかからず、
人の流れも回復傾向にありますが

飲食店の社長から

「赤字が続き、資金繰りが苦しい」と
ご相談を受けることが多くなっています。

これまではコロナの影響により、
営業利益は赤字にもかかわらず、
非常時として借入をして、
更には種々の補助金を受けて
経常黒字で事業を継続していたのです。

ところが、
コロナ第8派は
行政の制限はかからない代わりに
これまでのような補助金が
ありません。

その上に仕入れ原価が高騰し
更には従業員が確保できない上に
人件費も上昇し複数の店舗の営業を
維持することが難しい状況が続いているのです。

相談に来られた社長さんは
「もう破産するしかないですか？」
と不安そうに聞かれました。

今までコロナ融資や補助金で
潤沢に資金があった為に
危機を感じるのが遅れたのです。

手持資金に不安を感じて
初めて経営が深刻な状況にあることに
気づかれたのです。

でも、どうして良いか分からないから
過度に悲観的になって、
益々何の対策も出来ていないのです。

まず着手すること

相談を受けてまずは
現状を正しく把握するところから着手します。

①損益計算書の分析

複数の店舗の場合は
店舗別の収益を確認してみます。

＊粗利とは売上から仕入れを引いた金額

例えば次の3店舗の場合

A店の場合は
仕入れの材料費が高すぎて
粗利を圧迫し、赤字になっています。

B店の場合は
粗利は確保できているものの
人件費がかかりすぎて
赤字になっています。

C店の場合は
材料費、人件費共に
売上を上回っており
全く粗利が稼げていません。

このように数字を分析して
図にすることで
どこに問題があるのかが
見えるようになります。

同様に、商品別の原価、
粗利も分解してみます。

②収益の改善と経費の削減の可能性を探ります。

貸借対照表を確認して
資金化可能資産の有無を確かめていきます。

又借入金を金融機関ごとに全明細を
一覧表にして毎月返済額を調べます。

まとめ

会社の数字の分析は
体調不良の人が
人間ドックや
病院の精密検査を受けるのと同じで、
不調の原因を
全て洗い出すことから始めるのです。

もちろん、一人でそれが出来ていれば
既に対策に着手されています。

大半の社長さんは、
数字のデータをどのように集めてよいのか
あるいは財務資料をどう活用して良いのか
分からないのです。

こんな場合こそ
専門家に依頼する方が早いのですが
専門家を知らないといった方は
ついつい先送りしてしまいがちです。
その間にも資金繰りはどんどん
悪化しています。

弊社に来社された社長さんの場合は
お話を伺い資料を拝見し、
更には取引金融機関の意向を確認して
改善の方向性をお示ししました。

すると
即座に決断して行動を開始されました。
このような社長さんなら間違いなく
再生できます。

今まで誰も適切な助言をしなかったのです。

先ず不調を感じたら、
事業も人間と同じです。

病気なら医者にかかるように
事業が不安ならコンサルタントに
相談してみましょう。

小難しい専門用語を振りかざすのではなく
数字や会計が苦手な社長さんにも
分かりやすく経営判断が出来るように
パートナーとしてかかわってくれ、
何をどうすればよいのか思考を整理する
サポートをしてくれる専門家を選びましょう。

数字が苦手でも、経営の意思決定を
するために経営数字を理解できるように
サポートしてくれるコンサルタントとして
キャッシュフローコーチは
オススメです。

https://www.jcfca.com

（日本キャッシュフローコーチ協会HP）

少しでも不安を感じたら
いち早く相談することです。

人間の病気と一緒ですよ。
早期発見、早期治療です。

遠慮なく
弊社の１時間無料相談をご利用ください。

今日は以上です。

私のミッションは

「お金で不幸になる人をなくす」

私のビジョンは

「早期再生で広島を日本一
再チャンスの多い県にする」

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キャッシュフローコーチ
稲葉琢也

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