銀行と信頼関係を築けていますか?

2021.07.19
稲葉琢也


お金の不安解消と
ビジョンの実現パートナー

ビズサポートのキャッシュフローコーチ
稲葉のブログNo.1105

 

銀行に借入を申し込みして
断られる中小企業で良く見かける
決算書の問題点について、

 

先日は 「社長に対する貸付金」
を説明しました。

https://bizsupport-hiroshima.com/2021-7-3

 

今日は社長貸付について
銀行に指摘されるのが嫌で
安易な方法で取り繕っている
ケースを紹介します。

このことは
絶対にやってはいけない
ことです。

 

これをやってしまうと
銀行から粉飾決済を疑われて
信頼を失う恐れがあります。

社長貸付を隠すためにやってはいけない事例

 

現金を膨らませる

例えばA銀行の
普通預金から100万円を 現金で引き出し
使ってしまったのに

領収書等の証拠帳票が
ない場合です。

 

領収書等の証拠帳票がないと
現金出納帳に 何に使ったか記録されません。

 

ですから
会計事務所の担当者は 現金が手元に
残っていると判断して処理をします。

 

すでに使ってしまって「ない」お金を
「ある」として取り扱いしてしまうと
現金が膨らんでしまいます。

 

故意ではなく
現金が膨らんでしまったことも
あるでしょうから

 

せめて社長さんは 試算表が出来たら
月末の現金残高が試算表と
一致しているか確認しましょう。

 

大きな違いが発生していたら
必ず、税理士さんに確認してください。

金額が小さいうちに早く
適切な対策を立てることが肝要です。

 

まとめ

 

一旦現金が膨らんでしまったら
まず原因を把握します。

会計上は
損失処理を出来る場合と
社長貸し付けにせざるを得ない
場合があります。

 

社長貸付にしたら前回 説明したように
毎月確実に一定額を返済していくことです。

 

中小企業の場合
資金調達の方法が限られています。

ほぼ銀行借入に依存している
と言えるでしょう。

経営状態が悪いと銀行の
借入条件が厳しくなったり、
借入そのものが断られたりします。

それを避けたいので
決算をよくみせたくなる
お気持ちもわかります。

でも、不正は必ず見破られます。

きちんと正しい処理をして
銀行に信頼される 決算にしていきましょう。

 

自社の決算書の問題点や 課題が分からない方は
税理士さんや専門家に相談するか、

適切な方がない場合は
弊社の1時間無料相談で お尋ね下さい。

今日は以上です。

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