お好み焼きやさん再生事例

 


お店が繁盛していて、毎日忙しく、
売上が上がっているので、
儲かっていると思っていた社長さん。

ところがいざ消費税や社会保険料など
大きな支払いが来た時に
手元にお金がないのです。

複数の銀行から借入をし、
個人のお金も突っ込んで
支払いをしていましたが
それも限界に来ている状態でした。

そこで、
稲葉が会社のお金の流れを整理して
お金が残らない原因を解明。

まずは当面の手元資金を確保して
緊急事態を回避、経営改善計画を立てて
実行をサポートしました。

その結果、経営が改善されて
手元にお金が残るようになりました。

支払いのための資金を毎月別通帳に
プールできるようになり、大きな支払いの
期限が来ても楽々支払いができるように
なったのです。

資金繰りに悩まなくてよくなった
社長さんは安心して本業に専念することが
できています。

 

どんな状況だったのか?


土日は行列で大繁盛のお好み焼き屋さん。
忙しく、売上も上がっています。

お客様がいっぱいで
売上が伸びている。
儲かっているな♪

社長
社長

社長さんは売上が伸びているので、
儲かっていると思っていました。

ところが・・・

消費税を払わないと・・・
あれ?
通帳にお金がない。
借入をしなくちゃ。

社長
社長

社会保険料の支払いって・・・
こんな金額支払えない。
また銀行からお金かりなくちゃ。

社長
社長

給料の支払いができない・・
自分のお金を入れないと・・

社長
社長

銀行の支払いが
あっちもこっちも・・
自分のお金ももうないし、
支払いや返済ができない・・

社長
社長

お店は繁盛していて、
アルバイトを増員して
お好み焼きを焼いているのに
どうしてお金がないんだろう?
困ったなぁ。

社長
社長

どんな出会いでしたか?

 

社長さんが困り果てている時、
商工会議所のセミナーチラシが
目にとまりました。



このセミナーに参加したら
お金が残る経営のヒントが
得られるかな。

社長
社長

さっそく社長さんは
「脱★ドンブリ経営実践セミナー」
に申し込み、参加されたのです。



(商工会議所でのセミナー風景)

数字が苦手で今まで、
お金の流れを把握して
いなかったけど、
自分のお店のお金が
残らない原因を知りたいな。
稲葉先生に相談してみよう。

社長
社長

セミナー後、社長さんは稲葉に電話をされました。

資金繰りが厳しくて
多くの報酬は支払えない
のですが、
相談に乗って頂けます
でしょうか?

社長
社長

稲葉
稲葉
手元にお金がなくてお困りなのですね。
はい。わかりました。
初回1時間は無料なので大丈夫ですよ。
安心してご来社下さい。

相談当日、稲葉はまず雑談をしながら
社長さんの緊張をとき、
心を開いた状態にして
現状のヒアリングをしました。

困っていた原因は?

 

稲葉
稲葉
売上が上がっているのにどうして
手元にお金がないのか、まずその原因を
探ってみましょう。



3期分の会社のお金の流れを
図に書いてみると、
売上は毎期伸びていますが
粗利率は低下傾向であることが
わかりました。

(*粗利率とは、売上高から売上原価を引いた割合です)

原因を探ってみると 生イカやキャベツなど
材料費が上昇しており、
販管費も毎期増加、
なかでも人件費が膨らんでいます。

これが手元にお金がない原因です。

そして利益に対して、
借入の返済額が多く、
お金が足りていません。



 

依頼をした決め手は?

 

現状を改善して経営を立て直すには
経営改善計画を立てる必要がありますが、

利益が少ないこのお店のようなケースでは
専門家費用を負担することができません。

そこで、国の経営改善支援センター事業の
補助金を活用することにしました。


専門家費用の2/3を補助金で賄えるので、
残りの1/3のみを社長さんに負担して
頂くことで、
経営改善計画が立てれるのです。




そのことを説明すると社長さんから

経営支援センターから
補助金がもらえるなんて
ありがたいです。
ぜひお願いします。

社長
社長

とのことで
経営改善に着手することになりました。

 

解決のためにしたこと

 

さっそく、経営改善計画を策定し、
3つの対策を提案しました。

①銀行の返済金額を減らす

②当面の必要資金を借りる

③粗利を増やして手元にお金が残る対策をする

 

その1 銀行の返済金額を減らす

現状は返済期間が5年と短いため、
毎月の返済金額が多く、
資金繰りを圧迫しています。

 

そこで、金融機関(銀行、信金、公庫)
と交渉して経営改善計画の同意を
取り付けたことで
返済期間を10年にして借換をすることができました。

その結果、毎月の返済金額を半分に
することができたのです。



 

 

その2 運転資金の確保

借換の際にメインバンクと公庫に
長期運転資金として500万円増額
して借換をしました。

これにより、手元資金を確保
遅れていた社会保険料も
支払うことができ、
当面の危機を回避することができました。



 

その3 粗利を増やして利益体質にする

当面の危機を回避しても、
お金が残る経営をしなければ、
また同じことになってしまいます。

そこで、
どうしたらお金を残すことができるのか
対策を社長と一緒に考えてみました。

お店は繁華街の好立地ですが
賃料も高いです。

さらに客席はカウンター10席
テーブル席12席と手狭で
土日は店舗の外に行列ができ、
稼働率は限界です。

お好み焼きは注文を受けて
焼きあがるのに約15分、
食べるのに早くて15分かかります。

焼き方を工夫して
10分程度に短縮しない限り、
これ以上客数を増やすのは難しいです。

そうなると、
客単価を上げる必要があります。

稲葉
稲葉
客単価を上げるために
値上げをせざるを得ない
のではないでしょうか?

お客様に安くて美味しいお好み焼きを
食べて欲しいし、
値上げをしてお客様が減るのが怖いから
値上げはしたくないなぁ。

社長
社長

社長さんはなかなか値上げに踏み切る決心がつきません。

お好み焼きの直接原価は約50%です。

現状の売れ筋のA商品は
売価1,000円で原価500円、粗利500円
です。

月間1,000枚売れているので、
100万円の売上で原価50万円
粗利50万円です。



そこで、1番の売れ筋のA商品を
1,000円から1,200円に
値上げした場合の粗利を
何通りかシミュレーションしてみました。

 

【1,200円に値上げ
販売数が現状維持の場合】

売価1,200円 原価500円
月間販売数1,000個 粗利700,000円/月



200,000円の増益

 

【売価1,200円
1割売上数量が減少した場合】

売価1,200円 原価500円
月間販売数量900個  粗利630,000円/月



130,000円の増益 

 

【売価1,200円
2割売上数量が減少した場合】

売価1,200円原価500円
月間販売数量800個  粗利560,000円/月



60,000円の増益 

 

また、1,200円のAを注文しないお客様は
他の950円の商品Bを 注文すると
想定され利益は更に増えます。

1割がシフト475×100個=4750 円

2割がシフト475×200個=9000 円



なるほど!
値上げをしてお客様が減ったとしても利益は
増えるわけですね。

競合店のメニュー表を調べてみたら
うちの方が安いですし、
思い切って値上げをします!

社長
社長

稲葉
稲葉
売れ筋商品を1,200円に値上げするとともに、
もうワンランク上の商品を

作るといいですよ。

もっと高い商品を
作るのですか?
それはどうしてですか?

社長
社長

稲葉
稲葉
松竹梅の法則」という
のがあります。
3つの選択肢が
ある場合、多くの人は
真ん中を選びます。

今は売れ筋の1,200円と
950円のお好み焼きの
2パターンですが、

1,200円の上に
1,500円の商品を作ると

値上げしても真ん中の
1,200円を選ぶ
人が多くなるはずです。



なるほど!
そういうことなんですね♪
1,500円の商品を作ります。

社長
社長

その結果、どうなった?

稲葉先生が言われた
通り、真ん中の価格の商品が
一番
選ばれます。
値上げしても販数を維持
できたので、
利益の増え幅が
大きくなりました。

社長
社長

1,500円の商品を作ったことで、
1,200円のお好み焼きを
選ぶ人が多くなりました。

粗利率が改善し、利益が増え手元に
お金が残るようになったのです。

おかげさまで
お金が残る経営ができるようになりました。
ありがとうございます。

社長
社長

稲葉
稲葉
消費税や社会保険料など、大きな支払いに
備えて、別の通帳に
お金を貯めておいてくださいね!

はい。支払い用の通帳を
作ってお金を貯めています。
これで大きな支払いが
あっても大丈夫です。

社長
社長

これからもお客様に
美味しいお好み焼きを
食べて頂くことができます。

稲葉戦先生の顧問料も
お支払いできるようになったので、
これからもサポートよろしくお願いします。

社長
社長

 

まとめ

 



 

「売上はあるのに、全然お金が残らない!
売上を上げるために頑張っているのになんでだろう?」

このような悩みは
中小企業や個人経営者の方に
特に多いのではないでしょうか?

売上が上がっていれば
経営者の感覚では
儲かっているように感じがちです。

しかし、経営数字は
売上高だけを見ていると
実は利益が残っていない
ということも起こってしまいます。


売上高が上がれば、利益も上がる
というわけではないのです。

ですから、きちんと
自社の数字を把握
する必要があります。

「毎日忙しいし、
数字の見方がわからないから
数字とにらめっこばかりできないよ!」

と思われるかもしれませんが、
売上高だけではなく、
利益を残さなくては
会社は成り立っていきません。

銀行の支払い、消費税など税金の支払い
設備投資や万一の備えのお金は利益から
支出されているのです。

社長さんがそのことを理解せずに
経営をされていると
資金が行き詰まってしまいます。

資金繰りが深刻になると、
打ち手が限られてくるので、
経営の立て直しが難しくなります。

経営改善の専門家費用は、
事例の中でも説明したように、
国の経営改善支援センター事業の補助金を
活用することができるので、
経営者の負担は1/3ですみます。

もし、今「支払いが厳しいな」と
感じられている方がおられましたら、
すぐに専門家である私にご相談下さい。

 

稲葉
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