資金繰りや銀行取引が 不安な方の味方
ビズサポート稲葉のブログVol.1092
銀行から金融支援を断られていた企業の
経営改善計画等を策定支援中。
どんな状況だったのか?
資金繰りが厳しく、
銀行から金融支援を受けようと
されている会社さんです。
しかし、借入金の返済負担等の影響による
財務上の問題を抱えておられます。
社長が自分で銀行に提出する
経営改善計画等を策定することが
難しい状況です。
困っていた原因は?
社長に対する貸付金が
過去から年々膨らんできています。
銀行から
「何に使ったのか?」
と問い合わせがあり、
早く解消するように
何度も言われていました。
社長貸付は社長が会社から
お金を借りている状態です。
社長が現金支払いをした際に
記録してない
領収書をもらってない
または紛失してしまった
など支払いが分からないもの
すべてが社長貸付金に
なっているのです。
それが年々積み重なって
大きな金額になっています。
社長貸付は金融機関からみると
融資したお金が会社の事業に使われず、
社長個人に流用されると判断され
「返してもらえないお金」
とみなされることもあります。
ですから社長貸付を減らさないと
融資を断られることが多いのです。
解決のためにしたこと
その1 自宅マンションの売却
社長の自宅マンションを売却して
社長貸付を返済することにしました。
しかし、外部には簡単に
売れなかったため、
いったん会社が買取ました。
売却代金から住宅ローンの残債を支払い、
残額で社長貸付を一部返済しましたが
まだ5百万円残りました。
会社の資金繰りも厳しく
社宅として利用してるものの
どうしたものかと相談がありました。
そこで、
稲葉
社宅として利用している
マンションは収益を産まない
資産なので早く
売却先をさがして
換金をめざしましょう
マンションは収益を産まない
資産なので早く
売却先をさがして
換金をめざしましょう
とアドバイスをしました。
住宅ローンを売買の際に完済したので
担保もついてなく売却代金は、
必要なら運転資金に使うことができます。
その2 保険の見直し
過去に加入し保険金額が
過大となった保険を見直す
ことも効果的です。
保険金額を下げたり
解約することで返戻金が
得られる場合があります。
その資金を返済に当てて
借入を圧縮します。
その3 その他資産も処分
その他にも車や固定資産など
処分できる資産が
あれば処分してお金に代えます。
借り入れが過多となり
返済が苦しい企業は
本業を立て直して
キャッシュフローを
増加させることによって
債務を返済する能力を
上げる努力が必要ですが、
もう一方で換金できる資産を処分
することによって借入金を
圧縮することも必要になります。
その結果、どうなった?
銀行が支援に難色を示している
社長貸付改善などの改善を
具体的に進めながら、
経営改善計画の策定を進めています。
銀行が納得する経営改善計画が
できれば金融支援が受けれるので、
事業を立て直すことができます。
経営改善計画書策定は補助金が受けれます。
銀行から金融支援を受けようとすると
必ず経営改善計画書の提出を
求められます。
しかし、
銀行が何を不安に思って
知りたがっているのか
がわからないと
銀行からOKをもらえる
経営改善計画書は作れません。
社長が悩んでいる間にも
どんどん時間が経ってしまい
資金繰りが益々厳しくなり、
事業の立て直しが難しくなります。
社長が自分一人で悩むより
専門家にサポートを依頼すると
的確な経営改善計画書をができ、
スピーディに金融支援を
受けることができます。
経営改善計画策定支援事業は
金融支援が必要な中小企業のみなさんが
一定の要件のもとで
国の認定を受けた 経営革新等支援機関
(税理士・公認会計士・弁護士等)に
経営改善計画の策定支援を依頼した場合に
発生する費用の一部 補助する制度です。
補助金の金額は
策定支援に係る費用総額の
3分の2が 限になります。
例えば、サポートの費用が
75万円かかるとすると、
50万円は補助金で賄えるので
会社の実質負担は25万円となります。
資金繰りが厳しいなと感じたら
国から補助金がもらえる
制度がありますので、
ぜひこれを活用して
早く経営改善計画を
立てて改善に着手しましょう。
早ければ早いほど
立て直しもスムーズに進みます。
今日は以上です。
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