経営にお困りの社長さんのパートナー
ビズサポートの稲葉です。
ブログNo.1109

 

業績が不振な中小企業には共通する特徴

 

会社の業績が下がってくると
社長はなんとかしなければと
焦ってしまうと思います。

資金がショートすると会社は
倒産してしまうからです。

その危機感からあれこれと社員に
指示をしても

「そんな無理な事はできません」

と反発して動きません。

その結果、業績が益々悪化して
しまう・・・

こういうことが業績不振の
中小企業ではよく起こっています。

では

社内をまとめて一致団結して経営改善計画に
取り組めるようになるには
どうしたらいいでしょうか。

 

経営改善計画の目的を明確にする

 

 

社長と幹部・社員との間に 意見の対立があり
社内がまとまっていない状況で

経営改善計画の策定に 取り組むには、
先ずは 何の為に経営改善するのか

「大きな目的を明確にする」

ことが大事です。

目的を明確にすることで
社員のバラバラなベクトルを同じ向きに
揃えることができます。

ここから始めるのですが

社長は、会社を存続させる為に
必死になっており自分が 正しいと
思い込んでいます。

一方的にご自分の考えを押し付けても
社員の共感を得られることはありません。

 

社員と良い人間関係を取り戻す9つのポイント

 

こんな時に社長は どのように
考え行動すれば 良いのでしょうか？

まず、社員との良い人間関係を取り戻す
ことが重要なのです 。

他人をコントロールすることは 出来ません。

社員に変わって欲しいと
思った時には 先ず自分自身が変わると
決心することです。

その上で次のことを 実行しましょう。

 

①社員の意見は否定せず 意見を聞いて認める。

②感情的になったらすぐ言い返さず5秒数えて冷静に話す。

③相手も感情的になっていたらトイレに立ち冷静になる。

④社員の話の腰を折らず最後まで本気で聞く。

⑤自分の方から心を開く。間違えたら直ちに謝る。 （正当化しようとしない）

⑥言った事は、小さな約束も守る。

⑦嘘をつかない。

⑧自分の意見を押し付けない。

⑨愚痴を言わない。

 

社員に行動してほしいなら
先ずは社員の感情を整えましょう。

理屈では社員は動きません。
感情で動くのです。

 

あなたが9つのポイントを踏まえた行動が
できるようになると

社員も心を開いて
あなたの話に耳を傾けてくれます。

 

まとめ

 

「他人を変えようとするのではなく
まず自分が変わる」

文字に書くとカンタンですが、
これを実践するのはとても大変です。

一朝一夕でできることではありません。

忍耐力が必要ですし、あなたの人間力も
試されます。

取り組んでもすぐに成果は感じられず、
改善に時間がかかるので心が折れそうに
なることもあるかもしれません。

それでも1人で試行錯誤しながら
取り組むことが得意なタイプの方は

それでOK ですが

理屈は分かっているが
つい短気を起こしてしまうなど
自分ではなかなか上手くいかない場合には
コーチをつけると良いと思います

今日は以上です。

 

稲葉

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