社外ブレイン
ビズサポート稲葉のブログ1099
経営改善計画書って?
経営改善計画書は
金融機関に借入金の
返済をストップしたい時や
期間の変更を依頼するときに
提出する資料です。
経営が順調にいっている時は
借入金も滞りなく返済できますが、
赤字決算が続いたり
債務超過になると返済が
苦しくなります。
そこで金融機関にお願いをして、
毎月の返済をストップするか
金額を少なくして
手持ちの資金を確保して
経営の立て直しをします。
そのためには
現状や今後の見通しをきちんと
説明して金融機関の
同意をもらう必要があります。
銀行の同意が得られなかったり、
計画通りに経営が立て
直せなかったら
倒産してしいます。
ですから
経営改善計画書は
慎重に作成しなくては
なりません。
今回は、経営改善計画を
作る時の手順と、
社長、そして支援者が
心がけるポイントについて
お伝えします。
経営改善計画書作成手順とポイント
現状把握
改善計画策定支援は、
最初に正しく現状把握
することから始めます。
最初に正しく現状把握
することから始めます。
事業面と財務面の両面から確認して
実態を正しく把握しなければ
なりません。
実態を正しく把握しなければ
なりません。
【事業面】
現状の分析をするために
次の2つの観点から
考えます。
次の2つの観点から
考えます。
①主要な顧客はどこで
どんな商品サービスを
提供しているか?
提供しているか?
②競合と何が異なり、
なぜ当社が選ばれているのか?
なぜ当社が選ばれているのか?
あなたの会社が扱っている
商品・サービスの特徴と
商品・サービスの特徴と
「強み」差別化ポイントを
探ります。
探ります。
私が社長さんに
「御社の強みはなんでしょうか?」
こんな質問をすると、
「 なにかなぁ〜」
と考え込まれる社長さんも
と考え込まれる社長さんも
いらっしゃいます。
そんな場合は過去に遡って
考えていただきます。
考えていただきます。
創業からの歴史を紐解いていくと
意外にいろいろな事実が分かります。
意外にいろいろな事実が分かります。
社長さんに振り返って頂く
ことで新たな気付きも生まれます。
儲からなくなった時期や要因を
丁寧に確認して頂きます。
丁寧に確認して頂きます。
事業が存続しているということは
何かしら「強み」 はあるので
何かしら「強み」
それを言語化します。
【財務面】
次に財務の確認です。
財務面は、直近の貸借対照表をみながら、
実態バランスを把握します。
実態バランスとは貸借対照表の
帳簿上の科目を時価にしたら
いくら の価値があるのか
ということです。
帳簿上の科目を時価にしたら
いくら
ということです。
具体的には、科目を一つ一つ、
資産性はあるか?
資産性はあるか?
現金化するなど
回収の見込みはどの程度か?
回収の見込みはどの程度か?
回収に長期間かかるのか?
簿外の債務は無いか?
を丁寧に調べます。
そして加減算が必要なことがあったら
発生原因を詳しく聞いていきます。
窮境(資金繰りが回らないくらい
苦しくなった状態)
に至った過去の経営状況を聞きます。
苦しくなった状態)
なかなか分からない場合や
違和感を感じる場合は
10年分の損益計算書、
貸借対照表を時系列で並べてみます。
貸借対照表を時系列で並べてみます。
そうすることで、
真の窮境要因が見えてきます。
真の窮境要因が見えてきます。
未来の方向性を描く
現状を聞いたあとで、
今後、お金や人材などの制約が無かったら、
どのようなゴールを目指したいか?
どんなことが出来るか?
どんなことが出来るか?
社長さんの思いや改善の方向性や
可能性を確認します。
可能性を確認します。
社長、支援者の心構え
支援者が社長に
教えて頂く場合の注意点は、
詰問調にならないことです。
教えて頂く場合の注意点は、
詰問調にならないことです。
支援者として社長に 寄り添い
質問しながら気付きを与え、
行動を促します。
行動を促します。
支援者の方は、社長さんと一緒に
改善策を考えて頂く為に
信頼関係を築くことが
大事です。
信頼関係を築くことが
大事です。
又、
支援者に相談なさる
社長さんは都合の悪いことや
支援者に相談なさる
社長さんは都合の悪いことや
言いにくいことも正直に話して、
過去の膿を出し、
今日は以上です。
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